グロリオサの栽培が本格的に始まったときから、三里園芸出荷場での完全共同選花を実施しました。なぜなら、生産者自身が箱詰めまでして出荷する個人選花では目慣らしをしていても、品質にばらつきがでてくると考えたからです。同じ産地の箱で同じ等級・規格でも箱によって品質が違うなんてことがあれば、等級・規格があってないようなもの。買っていただくお客様の信頼を裏切らないようにスタートしたシステムですが、生産者の労力軽減にもなり日本一の産地へと成長を遂げています。
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出荷場の選花員は地元の生産者以外の方を採用しています。常に第三者の目を入れることで選花の基準を高く保っています。現在、選花員は目利きで手際の良い女性ばかり37名。驚くべき職人技で出荷されてきた花をさばいていきます。難がある時など生産者とのコミュニケーションは怠りません。生産者との目慣らしも行って品質の向上に努めています。
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収穫されたグロリオサは紙に包み出荷場へ搬入されます。多い時は写真のような量になりますが、搬入されたグロリオサは花が傷まないように少しずつずらして置きます。この一山が生産者1軒1品種分です。
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箱詰めされたグロリオサは、一定の温度に保たれた予冷庫で保管され出荷を待ちます。
三里ではより遠方への輸送に空輸便を利用しています。産地から消費地までの輸送時間を少しでも短くすることで鮮度の高いグロリオサをお届けします。
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