MISATO〜Gloriosa〜 JA高知市三里園芸部 花卉部会
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花の特徴

花の特徴
●グロリオサってどんな花?
グロリオサは和名でアカバナキツネユリやユリグルマと呼ばれています。ユリ科の球根植物で、通常地下にできる球根(塊茎)で増えていきますが種でも増えます。葉の先端には巻きひげがあり、自生地では周辺の植物や物に巻きひげでしっかりつかまり伸びていきます。脇芽を生じたところから花がつき、脇芽にも花がつきます。蕾は下向きにつきますが、花が開くに従って花びらが上に反り返り、花弁の波打ちも大きくなります。赤の品種はその姿が炎のようで、豪華なだけでなく強い意志も感じられます。花が終わると花びらは下に垂れ、種を成熟させていきます。
自生地は、ウガンダやケニアなどアフリカや熱帯アジアに広く分布していますが、原産地は特定されていません。

●グロリオサの花言葉
花言葉は「栄光」「天分」「華麗」「光栄」「頑強」「堅固」。学名はGloriosa superba L.でラテン語の「gloriosus(見事な、輝かしい、栄光の)」から名付けられています。前途を祝すお祝いや大切な方への贈り物、おもてなしのアレンジとして最適の花です。

●花の色を良くするには
グロリオサを買って水に挿していると、1つめの花よりも2つめ、3つめの花の色がだんだんと薄くなり残念な思いをしている皆様に朗報です。グロリオサのゴージャスで鮮やかな色を長持ちさせたい!そんな時は「三里魔法のお水」を使います。「三里魔法のお水」の作り方はとっても簡単。100mlの水にグラニュー糖を5〜7g(500mlペットボトル1本分の水にティースプーン4〜5杯のグラニュー糖)溶かしてできあがりです。3日程度効果がありますが、水の状態によっては早めの交換をおすすめします。

●花を長く楽しむには
せっかくのグロリオサ、長く楽しみたいですよね。それにはちょっとしたコツがあります。水切するときは、茎を斜めに切り、水に接する切り口の面積を大きくします。花が済んで開いてきたら種を作り始めるので早めに切り落とし、次の花を咲かせる体力を保つようにします。あと、こまめな水替えを忘れずに。

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